2016/3/28特集

和室の魅力って何?島野由香里


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「和室は好きですか?」と聞かれれば

「好きです。」と答える人は多いでしょう。

でも、「マイホームに和室が必要ですか?」と聞かれると

少し考えてしまうかもしれません。

 

日本人のライフスタイルが欧米化し

フローリングの床が増え、和室は減少しています。

 

当社が取り扱っている建売住宅にも

和室が全くない物件が増えています。

 

好きだけど、マイホームには必要かどうか迷ってしまう和室。

今回は、そんな和室について考えてみます。 

 

◎和室の問題点

 

和室はなぜ減少しているのでしょうか?

まず、和室の問題点を挙げてみます。

 

~畳~ 

①畳の上にはあまり物を置けない。(物を置くと跡がつく。)

②古くなると変色したり、傷んでささくれる。

③畳の取り替えが面倒だし、費用もかかる。

④汚れが染み込むし、シミを取りづらい。

⑤カビや虫が発生する場合もあり、アレルギーの原因になることも。 

 

~その他~

①障子は破けるし、張替えが面倒。

②和室は古臭い感じで時代遅れのイメージ。 

 

◎和室の良い点

 

確かに欠点はいろいろあります。

でも、和室の良いところもたくさんあります。

 

~畳~

そもそも畳とは、どういうものなのでしょうか。

基本的には次の3つで構成されています。

 ア)畳の表面(ゴザの部分)は、イ草などからできている畳表(たたみおもて)

 イ)畳の本体は、稲わらなどでできている畳床(たたみどこ)

 ウ)飾りと補強の役目をする縁(へり)

 

そして、イ草稲わらには、次のような機能や効果があります。

 ①湿度を調節する機能がある。

 ②二酸化窒素を吸収・分解し、空気をきれいにする。

 ③弾力性がある。

 ④独特の香りで癒しの効果がある(イ草)

 ⑤音を吸収する遮音性がある(稲わら)

 

※近年の畳には、イ草ではなく、和紙を特殊加工した和紙表(わしおもて)や

 樹脂表(じゅしおもて)などの化学表(かがくおもて)、

 又、畳床もポリエチレンフォームでできているものなどがあります。

 いずれも香りや湿度調節機能などはありませんが、耐久性があり、

 カビが発生しにくく、変色しにくいところが特徴です。

 

~その他~

和室は、客間や仏間以外に、ダイニングとして食事もできるし、

リビングとしても使えます。

布団を敷けば寝室にもなるし、

子どもの遊び場や、赤ちゃんのオムツ換えにも便利です。

このように、一部屋で何役もこなせるところが、良い点と言えます。

 

そして、忘れてはいけないのはこれ!

冬の和室と言えば、こたつです!

 

『アットホームボックス調べ』で2015年12月に行ったアンケート調査では・・・

 

 Q: こたつは好きですか?

 A: はい(76.5%)  いいえ(13.9%)  どちらでもない(9.7%)

 Q: こたつが家にありますか?

 A: はい(59.4%)  いいえ(39.8%)  どちらでもない(0.8%)

 

アンケートからもわかるように、

まだまだこたつの人気は健在ですね。

 

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◎和室の上手な使い方

 

それでは、和室をもっと上手に使うには、どうしたらいいのでしょうか。

 

畳替え時期 

畳表は、通常、最長5年以内で裏返し、次の5年以内に取り替えます。

畳床は、状況によりますが、20年~25年は使用できます。

 

新築住宅の場合

新築住宅は、建築仕上げ資材の含水率が高い場合があり

部屋の湿度が高くなりやすいので、注意が必要です。

畳にカビが発生しないよう、室内の湿度は75%以下(室温25度以下)が理想です。

窓を開け、お部屋の換気を心掛けましょう。

 

カビやダニが発生した場合 

薄めた消毒用アルコール(又はお酢)で拭き取り

お湯で固く絞った雑巾で拭き掃除をし、完全に乾かしてください。

お部屋の室温(25度以下)と換気、そして除湿が重要なポイントです。

湿度が高い季節なら、除湿器を使用すると効果的です。

 

④和室お洒落にアレンジするには

には、縁のない半畳サイズの琉球畳や

カラーバリエーション豊富な化学畳などがあり

工夫次第で和室の雰囲気を変えることができます。

 

照明は、和紙や木材を使ったシーリングライトや

ペンダントライトにする方法もあります。

 

ふすまの絵柄をシンプルなデザインに替えたり

障子をブラインドに替えてみるのもおもしろいでしょう。

 

◎まとめ

 

和室についていろいろとご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

『アットホームボックス調べ』では次のようなアンケート結果もあります。

 

Q: 次住む家には「和室」が必要? (投票期間 : 2014年6月11日~7月7日)

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結果からもわかるように、減少傾向にあるとは言え、

やはり和室が欲しい人は多いのです。

 

新築住宅や旅館に香るイ草の香り~

裸足で歩く畳の感触~

障子から差し込む柔らかい陽射し~

 

私達日本人にとって、和室の魅力とは

どこか懐かしく、なぜかほっとするもの。

そして、いつも近くにあってほしい『癒しの空間』

これが、和室の魅力ではないでしょうか。

 

 

埼玉の不動産、ハウス壱番館の島野でした^^